AWS ECSとは > 컴 공부방

　Amazon ECS（Elastic Container Service）は、AWS上でDockerコンテナをデプロイ・管理・スケーリングできるフルマネージドなコンテナオーケストレーションサービスです。アプリケーションの開発チームが基盤インフラの管理から解放され、アプリケーションの構築に集中できるようにする目的で利用され、EC2（仮想マシン）またはサーバーレスのFargateという実行環境を選択できます。

■主な特徴

１．フルマネージドサービス

　コントロールプレーン（コンテナの配置や起動順序などを制御する機能群）の管理をAWSに任せることができ、ユーザーは管理の手間を省けます。

２．フルスタックの場合

　AWSの他のサービス（Amazon EC2、Elastic Load Balancing、Auto Scalingなど）と連携し、コンテナアプリケーションの実行、スケーリング、負荷分散を容易に行えます。

３．高いスケーラビリティ

　負荷に応じてコンテナの数を自動で増減させるなど、柔軟でスケーラブルなアプリケーション運用が可能です。

４．柔軟な実行環境の選択肢

　・EC2：ユーザー自身がEC2インスタンスを管理する基盤で、高いカスタマイズ性を提供します。

　・Fargate：サーバーレスな実行環境で、インフラストラクチャの管理が不要になります。

■何ができるか

１．コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、実行、停止、管理が自動化されます。

２．アプリケーションの可用性を高めるために、タスクのライフサイクルを管理し、必要に応じて新しいタスクを起動します。

３．負荷分散やオートスケーリングを組み合わせて、トラフィックの変動に対応できます。

■ECSが選ばれる理由

１．コンテナの複雑な管理をAWSに任せられるため、インフラ運用コストを削減できます。

２．開発者はインフラ管理に時間を費やす必要がなくなり、アプリケーションの開発に集中できます。

３．Dockerなどのサードパーティツールとの統合が容易です。